こんにちは、はなです^^
ついに、
18年間勤めた会社を退職しました。
「お疲れ様でした」
と見送られ、
帰宅した私を待っていたのは、
肩書きのない真っさらな朝。
でもそれは、不安でも虚しさでもない、
むしろあたたかくて、
ふわっと軽い、
自由な空気が満ちた朝でした。
「あれ?こんなに静かな朝って、あったっけ?」
会社に行かなくていいから朝はゆっくり。
…なんてわけにはいかないのが母の朝^^;
朝練に出かける長男のために、
相変わらず5時には起きて
活動開始!
それでも…
子どもたちに朝ごはんを作りながら、
心にふと余白ができたのを感じました。

「いってらっしゃーい!」
ベランダから兄弟が仲良く
登校していく姿を見送ると、
そのまま庭に出て、草木に水をあげる。
ふと、キッチンの壁の汚れに気がついて、
丁寧に拭き上げてみる。
以前の私だったら、
そんな余裕も気づきもなかった。
というか、本当は見ていたのかもしれない。
でも——
「気がつかないふり」
をしていたのかもしれません。
安定を捨てるのは、やっぱり怖かった

とはいえ、ここまでくるのは
決して簡単ではありませんでした。
18年間、
毎月決まってお給料が振り込まれる。
ボーナスも、退職金も、福利厚生も
ちゃんとしている。
世間的にも
「安定」って言われる場所にいた私。
でも、その“安定”の裏側で、
本当は自由じゃなかった。
✔︎ 自分で時間を選べない
✔︎ 自分の心に蓋をする
✔︎ どこか虚しくて、未来にワクワクできない
✔︎ 早く駆け抜けて、定年退職したい。
そんなふうに思って、
毎日が続いていました。
「安定」って、ほんとうに“安心”?
安定してるのに、不安。
それっておかしいなって、
あるときふと思ったんです。
時間の自由もほしい。
お金の自由もほしい。
そしてなにより——
心の自由がほしい。
全部、手に入れていいんじゃない?
だって、人生は一度きりなんだもん!
SNSや起業仲間の中には、
「自分の好き」で働いて、
自由に生きている人たちがたくさんいた。

最初はまぶしくて、
「そんなの、特別な人だけでしょ」
って思ってた。
でも、だんだんこう思うようになった。
「いや、わたしにだって、できるかもしれない」
「むしろ、わたしもやってみたい!」
思い込みが外れたとき、人生が動き出した
その頃、私は心理学や脳科学を学びはじめていました。
そして出会ったのが、
リミティング・ビリーフ(制限の思い込み)
という考え方。
- 「公務員は辞めたらもったいない」
- 「好きなことでは食べていけない」
- 「家族のためには我慢しないと」
そういう“思い込み”が、
自分の行動をガチガチに縛っていたと気づいたんです。
でも、学びを通して、
少しずつ心の中の
「設定ファイル」
を書き換えていけた。
「わたしの人生は、わたしが自由に選んでいい」
「好きなことをして生きても、
ちゃんと幸せになれる」
このマインドがなかったら、
たぶん私は、今でも「安定」という名
の檻の中にいたと思います。
わたしが学んだのは、
アドラー心理学や脳科学に基づいたコーチングだった。
大人になってからの学びは面白い!!
今では手軽にオンラインで学べるから忙しいママにこそおすすめしたい❤️🔥
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一つひとつ、丁寧に向き合える日々が始まった

そんな変化を経て、
実際に「肩書き」を手放して迎えた朝は、
想像よりもずっと温かかった。
🌿 草木に水をやる
🍳 子どもとゆっくり朝を過ごす
🧽 小さな汚れを自分のペースで片付ける
全部、すごく地味なこと。
でも、そこにちゃんと「私の心」がある。
「自由って…こういうことか!」
時間があるからって、
料理が得意になったわけじゃありません(笑)
相変わらず、夕飯は大皿ドーン!だし、
レパートリーも少ないし、
スーパーで悩むのも変わらない。
でも違うのは、
「やってもいいし、やらなくてもいい」
と思えるゆとり。

この“選べる自由”こそが、何より贅沢で幸せ。
心の奥から、じんわり込み上げてきたんです。
あぁ…わたしって、自由だ〜!
幸せって、こういうことなんだ〜!
だから、後悔は一ミリもなかった
「18年も勤めたのに、もったいないね」
と言われることもありました。
でも私は、全然そう思ってない。
むしろ——
「わたし、あのとき辞めてよかった」
「あの勇気があったから、今ここにいられる」
そんなふうに、心から思えています。
そして今、「わたしは何がしたい?」の旅が始まった

だけどね、
ここでまた立ち止まったんです。
「さて、これからわたしは何をしよう?」
時間はある。
誰にも決められない自由もある。
でも——
「わたしって、何が好き?」
「夢中になれるものって、なんだろう?」
趣味もないし、特技も思いつかない。
それでも、
“わたしの好き”を探したい!
って思ったんです。
空っぽは、スタートラインだった

この「何もない」が、
不安じゃなくて“余白”だと気づいたのは、
しばらく経ってから。
これからのわたしは何にだってなれる!
これから“私らしさ”を描いていける。
そんなふうに思えたとき、
「何もない」って、
実は可能性だったんだって思えた。
第5話は、「好き探しジャーニー」編!
次回は、そんな“好きってなんだろう?”
と迷いながらも進み始めた、
わたしの「好き探し」のエピソードをお届けします✨
読んでくれてありがとう♡
あなたは最近、自分にどんな自由を許しましたか?
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